スポーツ科学部 学部長
種田 行男 教授
中京大学体育学部は1959年に開設され、60年以上の歴史があります。この間の体育やスポーツに対する社会的な環境や役割の変化に伴い、2011年に体育学部の名称をスポーツ科学部に変更しました。さらに、2021年には学科増やカリキュラム変更による学部改組を経て、スポーツ科学の総合学部に進化しました。
新生スポーツ科学部の教育目標は「スポーツを通じてすべての人々が幸福で豊かに生活できる社会を築く人材の育成」です。スポーツ教育学科では、真の保健体育科教員として「教える」ことができる人材、競技スポーツ科学科ではトップアスリートの競技力を「高める」ことができる人材、トレーナー学科ではアスリートのベストパフォーマンスの発揮を「支える」ことができる人材、スポーツ健康科学科では子どもから高齢者までの全世代の健康を「つくる」ことができる人材、そしてスポーツマネジメント学科では、スポーツ組織や施設のマネージャーとしてスポーツと社会を「つなぐ」ことができる人材を育成します。
中京大学スポーツ科学部における教育の特徴は、それぞれの現場を知り尽くした優秀な教員が、学生のみなさんの目標達成を丁寧にサポートすることです。教員一人ひとりの教育・研究・実践の活動内容については、このサイトで紹介していますのでぜひご覧ください。スポーツと社会との結びつきがより強くかつ複雑になった現代においては、ひとつの専門性だけでなく、他の専門性も加えながら課題に取組むことが不可欠であるとの考えから、ゼミナールや卒業研究は他学科の教員の指導も受けることができるようにしました。これらはスポーツ科学の総合学部である本学部ならではの教育システムであり、他にはない教育経験を得ることができます。中京大学スポーツ科学部にて、社会を築く人材として成長していくことを祈念しています。