教員紹介

スポーツにおいて用具が果たす役割とは何か？この問いに迫るために、歴史、社会学、文化史的なアプローチで研究を行なっています。主にベースボール型競技に着目して研究を行なっています。そこでは用具の変容がルールや技術の変容をとも競技者にどう影響してきたか、用具の変容と社会の変化の関係は見られるのか、といったことを考えています。最近では「アーバンスポーツ」と言われる競技群（サーフィン、スケートボード、パルクール、Baseball 5）にも注目しています。

体育会活動はソフトボール部（男子）の監督をしております。部は2021年度にインカレ3位、2022年度、2023年度はベスト8でした。また、2023年度は個人としてU23男子日本代表マネージャー（総務スタッフ）、大学選抜アシスタントコーチを務め、U23はワールドカップ2位、大学選抜は国際オープン大会で優勝しました。
研究活動としては、所属学会にて年1度のペースで学会報告や論文投稿を行なっています。また、2024年中には近年の研究成果を総合して『軟式ボールの社会学』として出版することが決まっております。

「スポーツに関する知識は社会に関する知識」です。身体を動かすこと、他人のパフォーマンスを見ること、それについて考えることは、スポーツという文化を考えることの第1歩です。それはひいては自分たちが生きる社会を考えることに繋がります。中京大学スポーツ科学部での4年間は、まさにそのためにうってつけの場所です！