Professors
教員紹介
Umemura Yoshihisa
スポーツ健康科学科
梅村 義久 教授
- 最終学歴・学位
- 東京大学大学院医学系研究科保健学専攻博士課程・保健学博士
- 専攻分野
- 運動生理学
- 担当科目
- 運動・スポーツ生理学、運動生理学演習
- 学外活動
- 日本体力医学会東海地方会理事
- 部活動
- 自転車競技部・部長
- 関連リンク
研究・ゼミについて
運動生理学またはスポーツ生理学は、運動または身体的トレーニングの過程で、身体が生理学的にどのような反応または適応をしているかを明らかにする学問です。私は特に運動が骨に与える影響について研究をしています。骨強度を高めることに適した運動の様式や運動メニューを明らかにしたり、骨から分泌されるホルモン様物質についての研究です。
ゼミではスポーツを行なった場合の筋、呼吸器、循環器などの適応について、演習形式で実験や測定を行ったうえで知識を深めます。具体的には、筋力・パワーの測定、全身持久力の測定、身体組成の測定、運動中の心拍数・酸素摂取量・乳酸などの変化の測定を行ないます。これによりアスリートや健康のために運動する人の体力を適正に評価できることを目指します。
学外活動について
愛知県が主催した2020年東京オリンピックあいち選手強化事業におけるジュニア強化指定選手育成事業において、連携協力として中・高校生の強化指定選手の体力測定を本学にて実施しました。100名近くの種々な種目のジュニアトップアスリートに対して、種目に応じた体力測定を年2回行い、それぞれの体力の特徴について評価しました。そして、競技力強化のために必要なトレーニング方法などについてフィードバックを行いました。(写真はイメージです)
在学生へメッセージ
スポーツ科学および健康科学は幅の広い学問で、いろいろな側面からスポーツおよび健康を科学します。たとえば、生理学、心理学、バイオメカニクス、経済学、歴史などほんとうに多様です。従って、スポーツ科学部の先生方は専門がそれぞれ異なっていて、いろいろな研究を通して、多くの知識や最新の情報を教えることに努力しています。大学での勉学は教えられることを学ぶだけでは物足りません。機会があれば是非いろいろな先生の研究室を訪ねて、自分の興味のある学問について知識を深めるとよいでしょう。