中京大学  スポーツ科学部

Professors

教員紹介

Yoshida Takeshi

スポーツマネジメント学科

吉田 毅 教授

最終学歴・学位
筑波大学大学院体育研究科・博士(体育科学)
専攻分野
スポーツ社会学
担当科目
スポーツ社会学、生涯スポーツ論、演習科目
学外活動
日本体育・スポーツ・健康学会、日本スポーツ社会学会、日本社会学会

研究・ゼミについて

これまで取り組んできた研究テーマは主に次の3つです。①アスリートのキャリア形成問題(アスリートキャリア形成プロセス及びセカンドキャリア形成プロセスにおける困難とその克服の要因等について)、②地域スポーツクラブの持続要因(東日本大震災以降は、被災した地域スポーツクラブの復興・レジリエンス要因について)、③中途身体障害者のスポーツへの社会化の実相(①と関連しますが、人生の途中で身体に重度障害を負った者がスポーツを通じて再生していく様相等について)。博士(体育科学)の学位を取得したのは①の研究によりますが、これらの研究では日頃からフィールドワーク(現地調査・視察)を実践しています。


ゼミではスポーツ社会学の視点から、上記テーマに限らず現代スポーツで生じている様々な社会的・文化的な問題を取り上げて議論します。また、「スポーツメディア報道演習」ないし「現代スポーツ評論演習」と題して、ゼミ生の関心を基に個々が主眼とするテーマをめぐって取材(調査)を進め、記事(調査報告)づくりに取り組みます。そうした中で、現代スポーツを幅広い視野から捉える能力を高めるとともに、個々が主眼をおくテーマの理解を深めていきます。

学外活動について

学外活動としては、まず学会活動が挙げられます。これまで日本体育・スポーツ・健康学会(旧日本体育学会)では学会誌編集員や体育社会学専門領域評議員・研究委員等を、日本スポーツ社会学会では学会誌専門委員等を歴任しました。また、自治体の委嘱を受けて神奈川県立スポーツ施設指定管理者評価委員会委員長、宮城県生涯スポーツ指導者研修会座長等を、専門種目のサッカーでは九州地区大学選抜チームコーチ、宮城県女子ユース選抜チーム監督、それに各団体における理事等を務めてきました。

在学生へメッセージ

学生時代は人生のベースを築いていく貴重なステージです。「為せば成る為さねば成らぬ」の精神で、限界を定めず元気に前向きに進んでいきましょう。皆さんが日本の体育・スポーツ・健康界の発展に寄与し得る人材へと成長していくことを期待しています。