Professors
教員紹介
Funaki Hiroto
競技スポーツ科学科
船木 浩斗 准教授
- 最終学歴・学位
- 筑波大学大学院人間総合科学研究科 単位取得退学・博士(コーチング学)
- 専攻分野
- コーチング学、球技、ハンドボール
- 担当科目
- スポーツ実技A(ハンドボール)、コーチング論A
- 学外活動
- (公財)日本ハンドボール協会指導委員会委員長、日本ハンドボール学会理事
- 部活動
- 体育会男子・女子ハンドボール部 監督
- 関連リンク
研究・ゼミについて
球技(サッカー、バレーボール、ハンドボール、バスケットボール、ラグビーなど)の選手には、変化する状況に応じてプレーを選択し、味方と協力して、そのプレーを実行し、味方に有利で相手に不利な状況を作り出すことが求められます。このような、相手の行動やゲーム状況に応じて自らの行動を調整し、個人でまたは味方と協力して行う実践的な行為は戦術と呼ばれ、それに携わる選手の数によって、個人戦術、グループ戦術、チーム戦術に分けられます。
ゼミナールでは、「球技における戦術」に焦点をあて授業を進めます。具体的には、以下の2つのことについて学び、球技におけるコーチングに関する知見を深めます。
1.記述的ゲームパフォーマンス分析の手法を用いて選手のプレーを評価したり、対象チームの特徴を明らかにするやり方
2.選手が持っている動きのコツ(どのような感じで動くとできるのか)を手がかりに、中高生年代の選手の個人戦術力向上を目指した指導の考え方とやり方
学外活動について
現在、日本ハンドボール協会指導委員会のメンバーとして、日本全国におけるさまざまなカテゴリーの指導者養成に関わる活動を行っています。そこでは「ハンドボールを未来へ継承する」をキーワードに、指導者の役割、発育・発達からみる一貫指導など、ハンドボールの魅力を次世代へ伝えていくためにカギとなる内容を発信しています。また、この活動をとおして指導者同士のネットワークを広げることにより、国内の指導者が協力して選手を育成するなど、日本におけるハンドボール文化の醸成を目指しています。
在学生へメッセージ
球技の指導者には、優れた選手を育てたり、強いチームをつくるために、非常に高度な能力が求められます。自身が専門としている種目のコーチングに必要な能力を身につけましょう。