Professors
教員紹介
Fujibayashi Nobuaki
競技スポーツ科学科
藤林 献明 准教授
- 最終学歴・学位
- 筑波大学大学院・博士(コーチング学)
- 専攻分野
- コーチング学、トレーニング学、陸上競技
- 担当科目
- スポーツ実技(陸上競技)、体育実技指導法(陸上競技)、コーチング演習
- 学外活動
- JOCオリンピック強化スタッフ、日本バイオメカニクス学会理事
- 部活動
- 陸上競技部コーチ
- 関連リンク
研究・ゼミについて
主な研究テーマ
●アスリートのパフォーマンスを向上させる新たなトレーニング方法の開発
●アスリートのトレーニング課題を導き出すパフォーマンス評価テストの開発
●パフォーマンスを向上させるためにアスリートやコーチが実践するトレーニング行為の解明
●アスリートの“ばね”を強化する
アスリートやコーチはパフォーマンスを向上させるために、①目標設定を行い、②目標とのギャップから課題を抽出して、③課題を解決するトレーニングを考えて、④トレーニングを実践し、⑤トレーニングの成果を検証して、⑥新たなトレーニングを実施する。といったトレーニング行為を行っています。
このトレーニング行為をサポートして最大化することための研究を実施しています。例を挙げると、目標設定や課題設定、トレーニングによる成果検証を助けるために、実際の競技動作を詳細に分析するバイオメカニクス分析。トレーニング現場で簡易的にトレーニング成果を検証するテストを作り出してその使い方や目標値を作成する測定評価研究。一流のアスリートやコーチがトレーニングや大会に挑むときに、何を考え、どのような意思決定をしているかなど分析する省察的分析などの手法を組み合わせて、パフォーマンス向上の裏側を紐解くような研究活動を実施しています。
ゼミナールでは、トレーニングやコーチングの知識や考え方について深く理解し、その知識や理解に基づく新たな方法論の考案や効果検証を実践する方法を学びます。
学外活動について
過去には、陸上競技の三段跳を専門に競技を行っており、現在は中京大学陸上競技部の跳躍コーチとして活動しています。また、東京2020+1に向けた陸上競技の強化指定選手の強化スタッフとしての活動、都道府県陸上競技協会の強化事業の委託コーチ、ジュニアアスリートの基礎的運動技能向上に向けた委託事業の講師、アスリートのパフォーマンス向上をバイオメカニクス的視点からサポートするスタッフなどを請け負ってきました。
在学生へメッセージ
アスリートがパフォーマンスを向上させつづけていくためには、いくつかの“コツ”があります。このパフォーマンス向上の考え方は、スポーツのパフォーマンスだけでなく、ひとが発揮する様々なパフォーマンスを向上するために共通することであることから、社会でも応用可能なスキルになります。本当の意味でスポーツを知り尽くして、やり尽くして。習得したスキルや能力をスポーツ以外の場面へと応用して社会へと飛躍し、活躍してくれることを期待しています。