Professors
教員紹介
Shimizu Takuya
トレーナー学科
清水 卓也 教授
- 最終学歴・学位
- 名古屋大学医学部・博士(医学)
- 専攻分野
- スポーツ医学
- 担当科目
- スポーツ医学C、スポーツ医学演習
- 学外活動
- 愛知県スポーツドクター連絡協議会幹事、名古屋グランパスチームドクター
- 関連リンク
研究・ゼミについて
残念ながら、ゼミの担当はありません。研究はスポーツ傷害の発生原因を、スポーツ動作のパターンに求めて、そのパターンを決定する大きな要因が、体幹機能に存在することを明らかにすることです。つまり、故障する選手は故障するべき動作でスポーツを行っているので、故障すべき動作を合理的な動作に変換することが、治療になるということです。また、動作の変換は主に体幹機能に対して介入することで達成されるということを明らかにしようとしています。これらの事実は、保健センターでの治療経験に裏付けされています。さらに故障しないスポーツ動作は、パフォーマンス向上(早く走る、高く跳ぶ、遠くへ投げる)などにもつながるということを明らかにすることも研究目的です。研究に興味のある方は、大学院への進学を考えていただければ幸いです。
保健センターについて
15号館の豊田キャンパス保健センターで、スポーツ傷害を中心に診療を行っています。普通のアスレティックリハビリテーションと異なり、上に述べたような運動連鎖を考えた体幹からのアプローチを主体としています。今までのリハビリテーションがうまく行かなかったり、症状の再発を繰り返している方は一度ご相談ください。また見学が可能ですが、現在のところ新型コロナ感染症で見学者を制限しています。見学希望の方は保健センターまでご相談ください。
在学生へメッセージ
ノーベル賞を受賞された山中伸弥先生が「自分がノーベル賞に値した要因は、私を含めたスタッフ全員のvision and hard workである。」という話をされています。Visionとは目標を設定して、その道筋を見極めることです。まずは、長期的にでも、短期的にでも自分が何をやりたいかを考えてみてください。目標が決まるとmindset(考え方)が変わり、「今現在、自分は何をすべきか」を考えて行動するようになります。必ずしもhard workでなくても構わないので、多少のworkができるようになれば、将来が変わるかもしれません。常にhard workはできませんが、少なくともメリハリのある有意義な学生生活を送れるようになると、目標に近づけます。