Professors
教員紹介
Kokudo Shohei
スポーツ教育学科
國土 将平 教授
- 最終学歴・学位
- 筑波大学大学院博士課程体育科学研究科
- 専攻分野
- 学校保健、発育発達
- 担当科目
- 学校保健A、学校保健B、保健科教育法1A、保健科教育法1B
- 学外活動
- 日本発育発達学会 理事長、日本体育・スポーツ・健康学会 理事
- 関連リンク
リサーチマップ:https://researchmap.jp/r0018407s_kokudo
研究・ゼミについて
長年、東南アジア、南アジアの教育や学校保健、発育発達に関わる研究を実施しています。現在、主に、タイ、ネパール、ラオスなどを研究フィールドとしております。学校保健の研究活動として、健康的生活習慣の形成、体力の状況を研究しています。近年では、学校保健のサステナブルな実施をめざし、子ども保健クラブを設立し、ネパール、ラオスあわせて8つの小学校、中等学校で実践してきました。また、発育発達に関わる研究として、子どもの体の大きさを計測し、発育の標準値の作成を行っています。また、子どもの運動動作の獲得を目指して、観察的評価方法をつかって、どの様な動きが大切か、どの様な順序で動作を獲得するかといった研究をしております。
ゼミのモットーは「論よりRUN」、机上の論議より、実際に色々やってみて確かめることを基本的方針としています。そのため、色々な調査や観察を通して、実証的に研究してゆきます。ゼミ活動として、各自が自主的にいろいろな挑戦ができるような課題を準備しております。
学外活動について
スポーツ庁のスポーツ審議会臨時委員(スポーツ基本計画部会委員)として第三期のスポーツ基本計画の作成を行いました。また全国体力・運動能力、運動習慣調査に関する有識者委員会として、全国体力・運動能力、運動習慣調査の結果をとりまとめました。WHOの委嘱を受け、ミャンマーの学校保健戦略2017-2022の原案を作成しました。JICAの短期派遣専門家として、ネパールの学校保健法制の原案を作成しました。兵庫県の体力アップサポート専門家会議で座長を務め、兵庫県の体力アップサポート事業や体力運動能力の課題を検討しました。
学会の活動として、日本発育発達学会の理事長を拝命し、子どもの発育や発達に関わる研究の振興ならびに学会運営に努めております。また、日本体育・スポーツ・健康学会の理事として、体育学研究の編集長(理系)を務めております。
在学生へメッセージ
子どもの発育や発達はまだまだ未知のことが多くあります。また学校保健が学校教育の基礎となりますが、日本のみならず多くの国々ではまだまだ十分に実施されているとはいえません。この様な課題は皆さんのまわりに転がっています。それに気づき、拾い上げて、磨いていきましょう。