中京大学  スポーツ科学部

Graduate School

大学院紹介

研究科長あいさつ

スポーツ科学研究科長

清水 卓也 教授

2021年度のスポーツ科学部の拡充を機に、大学院と学部との連携をこれまで以上に深めて、社会の変化や要請に迅速に対応するために、中京大学大学院体育学研究科は、2021年4月1日からスポーツ科学研究科に名称を変更しました。

中京大学大学院体育学研究科は1974年に修士課程を、そして1987年には国内の私立大学体育学系大学院で最初の博士課程を設置しました。修士課程は47年、博士課程は34年(2021年時点)の歴史を有する伝統ある大学院です。この間に修士号を授与された者は500名を超え、約90名に博士の学位が授与されました。本研究科の修了生たちは、国内外の大学をはじめとする教育・研究機関等において、スポーツ科学の分野を牽引し、広く社会に貢献しています。

さて、現代社会には少子高齢化による子どもの運動能力の低下と高齢者の自立能力の喪失、労働力人口の減少による勤労者への身体的・精神的負担の増加、経済の長期的低迷とグローバル化の進展による社会的つながり・連帯感の綻び、そして近年はコロナウイルス感染症拡大による生活様式の急激な変化など重大な課題が山積しています。

スポーツ科学研究科では、競技パフォーマンスの向上やコーチングの専門家養成に加えて、前述したような社会的課題に身体活動・運動・スポーツを通じて対応できる研究者を育成します。その一環として、当研究科では子ども・勤労者・高齢者を対象に身体活動や運動が身体的・精神的・社会的機能におよぼす効果の解明と研究成果の活用が実践されています。また、スポーツの歴史や文化を理解しながら、スポーツビジネスやスポーツプロモーションの理論を活用した地域振興や国際協力等の教育・研究もおこなわれています。

スポーツ科学研究科は2024年には修士課程を設置して半世紀を迎えます。今後は、スポーツ科学部および体育研究所とも密接に連携しながら、社会の変化に対応した教育・研究をさらに進めて参ります。

研究科概要

中京大学大学院体育学研究科は、2021年4月1日からスポーツ科学研究科に名称を変更しました。前身の体育学研究科は1974年に修士課程を、そして1987年には国内の私立大学体育学系大学院で最初の博士課程を設置した伝統ある大学院です。ここでは、スポーツの多様な価値を社会に還元するために、一面的な専門知識だけでなく、複数の研究領域にまたがる学際的な視点を持つ研究者、そして、高度な専門技能を備えた職業人を養成しています。

多面的な研究

スポーツ文化・マネジメント学系

スポーツを⽂化・マネジメント的問題意識のなかで捉え、科学的⽅法論に即して分析・検討を加える学系です。思想・⽂化・歴史・社会・教育・政治・法律・マネジメント・経済・産業など、⽂化事象として、社会現象として、また制度として認識されるスポーツを広く研究の対象とします。

身体教育学系

スポーツや身体教育における心理的問題の解決を基本課題とする学系です。従来の心理学的方法とスポーツ科学の方法との統合を目指しながら、スポーツ行動に関する認知的問題、メンタルトレーニングの問題、こどもの発育発達や教育の問題などについての教育・研究を進めます。

スポーツ生理学系

運動によって起こる身体の変化と、運動を可能にする身体の仕組みを、形態・生理・生化学的に幅広く研究します。このような研究から、身体運動を通じて達成される体力の強化、活動力の向上、健康の増進、疾病の予防や老化の防止、疾病の治療の基礎になる資料などを得ることを目的とします。

スポーツ健康科学系

人の健康は、遺伝・環境・行動の諸要因の複雑な関連の上に成り立っており、これら諸要因と健康の関連を研究します。主な研究分野はスポーツ医学とヘルスプロモーションです。スポーツ医学分野ではスポーツ傷害発生の要因、予防に関して様々な観点から研究をおこないます。またヘルスプロモーション分野では個人・集団の健康とその決定要因をコントロールし、改善するための研究をおこないます。

応用スポーツ科学系

研究の中核にバイオメカニクスをおき、その他の多くの科学、たとえば生理学、心理学、教育学などの研究方法も取り入れ、学際研究的な科学を目指します。これらの研究結果を新しいトレーニング法、コーチング法に応用するための研究を進めます。

大学院進学奨励学生制度

中京大学大学院スポーツ科学研究科に進学を希望する、学業績優秀なスポーツ科学部学部4年次生に対して、大学院教育課程の授業科目を履修する機会を提供する制度です。学部在学時に大学院の少人数でハイレベルな講義を受講することで高度な専門知識を修得するとともに、学部教育と大学院教育との連携を図ることを目的としています。

POINT
01

高度な知識をより早く・広く・深く修得

学部に在籍しながら、大学院の高度な授業が履修可能。早期に高い専門知識や広い視野を身につけることができます。

POINT
02

学部と大学院をつなぐ一貫学習

通常の過程では難しい長期的な学修や研究活動が可能。大学院の単位を先取りすることで、留学などにも挑戦できます。

POINT
03

最短5年間で修士の学位が取得可能

早期卒業・修了制度を利用することで、「学部3年+大学院2年」や「学部4年+大学院1年」の合計5年間で修士の学位が取得できます。

POINT
04

大学院進学奨励金などの奨学金制度

中京大学学部生が中京大学大学院に進学する場合、入学金および教育充実費の一部を減額できる制度などがあります。

主な就職先

大学院修了者 
主な就職先

  • 中京大学
  • 愛知県教育委員会
  • 大阪体育大学
  • 関西大学
  • 慶應義塾大学
  • 国士舘大学
  • 国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所
  • 国立スポーツ科学センター
  • 国立長寿医療研究センター研究所
  • スポーツ庁
  • 大東文化大学
  • 東京大学
  • 名古屋市教育委員会
  • 名古屋大学
  • 日本スポーツ協会
  • びわこ成蹊大学
  • 福岡大学
  • 法政大学
  • 立命館大学
  • 早稲田大学 など

教育研究の目的/シラバス/カリキュラム