教員紹介

子どもの運動器の健康に関する内容をテーマに研究活動に取り組んでいます。これまでは、学校健康診断に近年追加された「運動器検診」に関わる研究を整形外科医とともに行ってきました。さらに、アスレティックトレーナーの知識と技術を応用し、医師・養護教諭と協力しながら、学校での子どもの運動器の保健教育に関する実践的研究にも取り組んできました。
子どもの運動器の健康については、子どもの運動習慣と体力の二極化が取り上げられているように、よく運動をしている子どもとそうでない子どもでは異なる課題があります。一例ではありますが、よく運動・スポーツをしている子どもの健康問題にも着目すると、発育期のスポーツ外傷・障害の予防に関する研究、発育期における運動能力の向上に関する研究、長期的なアスリート育成におけるトレーニング方法の構築に関することなど、様々な研究課題があります。地域や個人の状況を含め、子どもを取り巻く環境を多角的に捉えていくことがこの分野の面白さだと感じています。学校保健、部活動地域移行クラブをはじめ、特に運動器の保健教育に応用するための基盤となる子どものスポーツ医・科学の研究や実践的研究の発展にも取り組みたいと考えており、これらの活動を通して子どもを取り巻く多くの課題に取り組んでいきたいと考えています。

体育・スポーツ医学に関する学会に所属し、研究活動をしています。

4年間の学生生活の中で、自分が初めて知ること、やってみたいこと、本気になって成し遂げたいこと・・・様々出てくると思います。いろんな出会いが皆さんを成長させてくれるはずです。挑戦することでしか得られない経験が、皆さんの学生生活をより充実させるものになると思います。身体と心を健やかに、仲間との時間を大切に、ぜひこの4年間を思い切り楽しんでください。