Professors
教員紹介
Noda Tomohiro
競技スポーツ科学科
野田 智洋 教授
- 最終学歴・学位
- 筑波大学大学院博士課程人間総合科学研究科・博士(コーチング学)
- 専攻分野
- コーチング学、体操競技方法論、スポーツ運動学
- 担当科目
- スポーツ実技B(器械運動)、ゼミナールA・B、卒業研究A・B
- 学外活動
- 日本体操競技・器械運動学会理事、日本スポーツ運動学会理事
- 部活動
- 体操競技部・部長
- 関連リンク
研究・ゼミについて
学習者が映像情報の観察によって技の運動経過を把握する能力に影響を与える要因について研究しています。低学年の児童には連続写真より動画映像で提示した方が効果的だということが分かりました。再生方法の違いが与える影響を明らかにすることが今後の研究テーマです。また、体操競技や器械運動における技の効果的な指導方法の開発と普及を進めていきます。
新しい運動技能を獲得したり未熟な技能を洗練してゆく過程では、自分の身体に意識を向けて運動感覚を分析する必要があります。ゼミでは、大学入学までにやったことのない運動を教材として、自ら技能を獲得していく過程で生じる運動感覚や意識の変化を体験させることを目的としています。さらに、その実体験が学問的にどのような事態を意味するのか、発生運動学の理論に基づいて解説し、指導者として生徒に新しい運動を教える時に必要となる実践的な知識を修得させます。
学外活動について
日本体操競技・器械運動学会 理事
日本スポーツ運動学会 理事
日本コーチング学会 会員
日本体育学会 会員
運動伝承研究会 会員
名古屋市教育委員会との連携事業「名古屋土曜学習プログラム」でのなわとび指導
豊田市との「令和3年度中京大学スポーツ教室開催事業」に関する協定書に基づくスポーツ教室運営協力
在学生へメッセージ
アリストテレスは、「可能態(デュナミス)」に留まっている身体を、豊かな運動の可能性を通して「身体のアレテー(徳、卓越性)」を身に付け、「現実態(エネルゲイア)」にすることを奨励しました。体操競技や器械運動は、すでにできるようになった運動技能をいつでも正確に、素早く行うことができるようにするばかりでなく、できなかった技能ができるようになることに価値を置くスポーツです。体操場で、初めて技ができるようになる感動をみんなで味わいましょう。