中京大学  スポーツ科学部

Voice

先輩の声

授業で学んだ「準備の大切さ」は将来のどんなことにも活きる。

長尾 茉珠

Nagao Mazyu

中京大学大学院進学
大津高等学校 出身

アスレティックトレーナーになる夢を実現するために志望した中京大学への進学。

小学生の時は剣道、中学ではバレーボール、高校では陸上競技の円盤投げをしていました。幼い頃からスポーツ少年団に入っていましたし、プロ野球観戦に行ったりと、スポーツに触れる機会が多かったため、「将来はスポーツに関わる仕事をしたい」と考えていたのです。ある時、テレビでプロ野球選手には専属のトレーナーがついてサポートしているということを知り、アスレティックトレーナーを目指すように。大学を選ぶ時も一番に考えたのは「アスレティックトレーナーの資格を取得できるか」ということです。養成校が他にもある中、最先端のトレーニング理論などを学ぶ「スポーツ健康科学科」が新設され、海外研修としてスポーツ大国であるアメリカでトレーナー体験ができると聞いた中京大学に魅力を感じました。陸上競技部などの部活で学生トレーナーとして活動できることも知り、「ここならアスレティックトレーナーになるための環境が整っている」と考え、受験することを決意しました。

スポーツ大国での海外研修で感銘を受け、大学院への進学を決意。

学生生活の中でもっとも印象に残っているのは、大学3年生の夏に1カ月間アメリカのスタンフォード大学でアスレティックトレーナーのインターンシップを経験したことです。トレーナー全員が"選手のためになにができるのか"を考えて活動しているこの大学のトレーナー制度に感銘を受け、「日本の大学にもアスリートをサポートしていけるトレーナーの養成制度がもっとあればいいのに」と考えました。そんな経験から、「さらに勉強してトレーナーとして必要な知識を深めたい」と考え、大学院への進学を決めました。今後も活動を続ける中で生じた問題を的確に捉え、それを解決するための力を身に付けていったり、「CISP」(トップアスリートの育成を目的とする中京大学独自の事業)のインターンとして勉強することで選手をサポートするための知識をさらに増やしていきたいと考えています。情報は日々アップデートされます。常に自分を高めるように意識し、的確に選手をサポートできるアスレティックトレーナーになりたいです。

夢への強い憧れと学校のサポート体制が進学を現実のものに。

「アスレティックトレーナーになりたい」という明確な夢がありますし、「そのためにはさらに学んでレベルアップしなければ!」という決意もあったので、大学院入試の準備も最後まで頑張ることができました。また、授業を通じ、トレーナーは万が一のことを想定して常に知識、技術、心の準備をしておくことが大切だと学びました。この"何事もしっかり準備してから臨む"という姿勢も試験に活きたのでは!?と考えています。大学院への進学説明会では入試の情報が得られましたし、ゼミの先生をはじめ、スポーツのプロフェッショナルの先生方から、先輩たちがどんな研究をされているのかなどを教えていただくこともできました。この学校のサポート体制にも助けられました。苦楽を共にした学生生活の中で同じ目標に向かって一緒に頑張る仲間もたくさんできました。「スポーツに関わる仕事がしたい」という夢を持っている人にとって中京大学で学ぶ4年間は充実したものになるはずです。


2016年11月取材