中京大学  スポーツ科学部

Voice

先輩の声

部活動だけじゃない! 人生の幅を広げてくれた学生生活。

佐藤 孝樹

Sato Takaki

愛知県中学校採用枠
中京大学附属中京高等学校 出身

強豪校のメンバーとして揉まれる中で精神的にも成長。

幼い頃から様々なスポーツをしてきましたし、放課後は必ずと言っていいほど外で遊んでいました。身体を動かすのが大好きだったのです。友達に誘われて学校のサッカーチームに入ったのは小学4年生の時。5年生の時には選抜チームのメンバーに選ばれ、6年生では各地区から選抜された選手たちにレベルの高いトレーニング環境が与えられる「ナショナルトレセン」の U-12(アンダー12)のメンバーにも選ばれました。中学ではさらに上を目指すために地元のクラブチームに入り、高校への進学時にサッカー推薦されるぐらいのめり込みました。高校では冬の高校選手権県大会で優勝し、全国大会に出場しました。高校1年生の時に国際大会のメンバーに選ばれてプロを目指すようになりましたが、周りに上手いメンバーがいるがゆえの厳しさも経験しました。その環境の中でどんなことにも耐えられるメンタルの強さを身に付けることができたと思います。

少年サッカーでのコーチ経験が指導者を目指すきっかけに。

高校の部活動で後輩に指導することにやりがいを感じたことに加え、大学1年生の時に地元の小学校でサッカーのコーチをはじめ、指導活動に夢中になったことから、体育の教員免許を取得して指導者になりたいと考えるようになりました。中京大学への進学を志望したきっかけは「サッカーを続けながら教員免許も取得できる進学方法を考えれば良い」と両親に言われたこと。この言葉のおかげで冬の全国大会までサッカーを頑張ることができました。大学生活で特に印象に残っているのはゼミ活動です。ダンス教育を中心に学ぶゼミに、サッカー部の仲間が入ると言うのでなんとなく入ったのですが、苦手なダンス練習や毎週あるレポート提出には本当に悩まされました。しかし先生の熱心な指導や一緒に頑張った仲間のおかげでかけがえのない時間を過ごすことができました。このゼミが僕の人生を変えてくれました。中京大学は部活だけじゃないんです。様々な可能性を生み出してくれる学校なんです。

採用試験への取り組みから学んだ知らないことを知る喜び。

高校への進学時も大学への進学時もサッカー推薦だった私にとって、教員採用試験に臨む際は本当に努力が必要でした。理解できるまで何度も反復し、確実に知識にしていくという自分なりの勉強方法を大切にして取り組みました。同じ目標を持つ仲間といっしょに勉強することで辛い時も励まし合ってお互いに頑張ることができたと思います。先生方がそれぞれの方法でアドバイスしてくださる教務課主催の勉強会やOBの方の面接練習、集団討論の指導も参考になりました。採用試験の勉強を通じ、知らないことを知るのが楽しいことだというのを改めて学ぶこともできました。夢を持つことの素晴らしさや新しい発見をする喜びなど、私自身が教えられてきたことを伝えられるような情熱あふれる教師になりたいと思っています。そして子どもたち同士で高め合えるような学級経営を目指したいと思います。


2014年1月取材