中京大学  スポーツ科学部

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先輩の声

夢に向かって走ってきたら違う未来が待っていた。

丹羽 朱音

Niwa Akane

警視庁職員採用枠
多治見北高等学校 出身

バスケットボールをするために勉強も頑張った中学・高校生活を経て。

私はバスケットボールを小学2年生の頃に始めました。水泳や体操も習っていたのですが、一番楽しかったのはバスケ。チームプレイが楽しかったのです。中学でも高校でもなにも迷うことなくバスケ部に入部しました。私が通っていた高校は勉学に重きを置いた学校だったので、平日は2時間の練習を週に3日、休日は3時間の練習を週に1日と、一週間の練習時間は10時間程度でした。ただでさえ練習時間が短いのに追試などで時間を取られるわけにはいきません。小・中に続き、高校でもキャプテンを務めましたが、私が試験に落ちているようではメンバーに示しがつかないこともあって必死で勉強も頑張りました。「部活は勉強の次」というような高校生活を送ってきた上、3年生の時は大学受験で夏からほとんど運動をしていなかったので、中京大学に進学した時もバスケ部へ入部することに迷いはありませんでした。

新たな夢を見つけ、人生の幅を広げられる場所、それが中京大学。

学生生活で特に印象に残っているのはやはり部活動です。1年生の頃は練習が終わってほとんど終電で帰る毎日。休日の朝も始発で学校に向かいました。お昼は体育館で食べ、床を磨き、授業が終わったらダッシュで体育館に向かって練習の準備をしました。そんな生活を続ける中で礼儀や気遣いなど、多くのことを学びました。バスケ部に入部していなかったらこれほど充実した学生生活を送れなかったですし、成長もできなかったと思います。元々私が目指していたのは体育の教員でした。中京大学に進学したのも体育教員の免許を取得できるというのが理由のひとつだったのですが、警察官を目指していた同じ部活の先輩が愛知県警に一週間インターンシップに行かれた時の体験談を聞いて警察官という職業に興味を持ち、いろいろ調べていくうちに警察官になりたいという気持ちが強くなっていきました。いろいろな人と出会い、大学生活を過ごしていく中で新たな夢を見つけることもできたのです。

夢が無限に広がる未来を決めるのも自分次第。

中京大学のキャリアセンターによる就活のサポートや資格に関する講座はとても充実しています。私も3年生の春から約1年間公務員講座を受講しました。私のように警察官のほか、消防士や市役所の職員など様々な志望を持った受講生がいますので、先生方はそれぞれの受講生に合わせたアドバイスをしてくれます。また、公務員講座以外にもたくさんの講座が開講されていますから、将来の夢や目標にあった講座がきっと見つかると思います。実は警察官の試験では手ごたえを感じませんでした。合格するわけがないと思っていたので私自身とても驚きましたし、それ以上に家族のみんなが驚いていました。今でも信じられないぐらいです。良い上司と出会ってその人のような警察官になりたいと考えるのか、キャリアアップを目指すのか、また全然違う夢が生まれるのか。新しい目標を見つけるというのが現在の私の目標です。


2014年1月取材