Professors
教員紹介
Watanabe Takemasa
スポーツ健康科学科
渡邉 丈眞 教授
- 最終学歴・学位
- 名古屋大学医学部医学科卒、医学博士
- 専攻分野
- 衛生学・公衆衛生学、スポーツ衛生学
- 担当科目
- 衛生・公衆衛生学A、衛生・公衆衛生学B
- 学外活動
- 豊田市地域保健審議会委員、豊田市子ども発達センター倫理委員など
- 部活動
- 男子・女子ハンドボール部 部長
- 関連リンク
研究・ゼミについて
現代人の運動不足による健康被害がクローズアップされて久しいが、単に「健康のために運動しましょう」としか説明できないのであれば、これからの体育・スポーツ指導者の職業能力として不十分です。ヒト集団(学校、地域、職域など)において、運動・スポーツを活用した健康支援サービスは、科学的根拠に基づいて提供されます。本ゼミナールでは、スポーツ衛生学的な多様な研究過程(実学的な考え方とそのために必要な技法)を体験することから始めます。健康と運動・スポーツに関わる研究テーマを自主的に表明し、そのテーマに応じて学問的根拠となる情報の収集・整理・吟味・表現する技法を習熟し、学生たちで公表し議論できるようになることを学びます。そのためには、本研究室が日常的な協力関係にあるスポーツ活動現場(地域総合型スポーツクラブ、学校運動部、障害者スポーツセンター、運動型健康増進施設、青少年野外教育団体など)で、多様な実践的スポーツ活動を経験することが大切です。スポーツ衛生学領域の研究をする意義を、現場体験と照合して、プラスの面(健康増進効果など)とマイナスの面(スポーツ傷害など)の双方から包括的に考究します。
【写真は、ゼミナールでの川遊び(鮎かけ漁)体験】
学外活動について
所属学会:日本衛生学会、日本公衆衛生学会、日本産業保健学会、日本学校保健学会など
社会活動:豊田市地域保健審議会委員、豊田市PCB安全監視委員会委員、豊田市子ども発達センター研究倫理委員会委員、ボーイスカウト日本連盟医療チーム幹事、ボーイスカウト名古屋第87団・第125団(中京大ローバース)所属。
在学生へメッセージ
大学での学びでは、自らの教養を増やし、自らの「知」を磨く態度が大切です。そのためには、アカデミックな知の現場を楽しみながらたくさん体験しましょう。 現代のスポーツ現場での問題の多くは正解のない問題であり、自らの問いを発見して解決する能力が不可欠となっています。 大学での学問は、すでに確立された知識を確認することではなく、時には既存の知識にも疑問を持ち、批判的に思考し検証することが重要です。まずは、大学時代でしか経験できないスポーツ現場体験を大いに楽しんでください。それから、学びは始まります。